COLUMNコラム

WordPressのブログ収入はどのくらい?データを使って解説

ライティング

「ブログで月に数十万稼いでる人もいるらしいけど、本当はどのくらい稼げるものなの?」「どうやってブログで収入を得られるかわからないし、書く内容もわからない…」

サラリーマンでも副業をすることが一般的になりつつある今、自分もチャレンジしてみたいと考えている方は多いでしょう。在宅でできるブログ運営は、人気の副業の1つです。

しかし、一般人がブログで稼ぐことができるイメージはあまりないかもしれません。ブログ運営のために必須とも言えるWordPressに関しても、難しそうという印象を持つ方が多いです。

そこで、この記事では

  • 一般人のブログ収入をデータで確認
  • WordPressのブログで稼ぐ仕組み
  • ブログのジャンルの選び方
  • ブログで収益化するまでの3ステップ
  • WordPressで収入を得るためのコツ5つ

以上について解説していきます。

一般の人はブログでどのくらい稼いでるの?

ブログ収入について調べると、「月○○万円稼いでいます!」といった記事が多く出てきますよね。一方で「ブログなんてもう稼げません」という評判を聞いたこともあるでしょう。実のところはどうなのか、データで確認してみましょう。

ブログの月収

アフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023」のデータから、2023年のアフィリエイト収入をグラフ化しました。1114人に対して調査をした結果のようです。

このデータを見た時、どのように感じましたか?人によってかなり収入にばらつきがありますね。収入がない人が26%いるため、「やっぱりブログは稼げない」と感じたかもしれません。

しかし、10人に1人は月に1万円~3万円未満の収入があります。さらに、月に1万円以上収入がある割合を合計すると50%近くなります。2人に1人が月1万円以上稼いでいるというわけです。

このデータだけで正確な平均月収を計算することはできませんが、おおよその目安として各項目の中央値を使用して計算してみました。0.1万円未満の方は月収が500円、0.1~0.5万円未満の方は月収が3000円として計算しています。便宜上、収入なしの人は0円、500万円以上の人は500万円として計算しています。その結果、おおよその平均月収は約48万円となりました。

「この数字は高収入の人の影響が大きすぎる」という意見もありそうなので、500万円以上の方を除いて同様に計算してみました。その結果、平均月収は約24.5万円となりました。この数字であれば、現実味があるのではないでしょうか。

ブログ運営にかける作業時間

アフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023」から引用させていただきました。

時間をかければかけるほど、収入が上がっているのがわかりますね。1万円~3万円の収入がある人のうち、半数が1時間~2時間の作業時間と回答しています。

5万円以上収入がある人の3割以上が、3時間以上の時間をブログ運営に当てていることもわかります。月に100万円以上稼ぐような人は、本業かそれ以上の時間をブログ運営に使う人もいるのかもしれませんね。

ブログである程度の金額を稼ぐためには、しっかり時間を割いて取り組む必要があることがわかります。このデータを意識することで、「まずは月に1万円を目標にしたいから、1時間はブログにの作業に当てよう」といった計画を立てることもできます。

ブログ歴と収入の関係

こちらも、アフィリエイトマーケティング協会の「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023」から引用させていただきました。

ブログ歴が長いほど収入が上がる、という関係が一目でわかります。まずはブログ歴1年未満に注目してみます。ブログ歴1年未満の方は、3分の1が月1000円未満、4分の1が1000円~5000円未満です。1割の方は、ブログ歴1年未満でも3万円~5万円の月収を得ています。

別の見方をしてみましょう。1万円以上収入がある人の半数が、2年以上ブログを運営していることがわかります。5万円以上収入がある人の半数が3年以上、20万円以上収入がある人の半数が4年以上の運営歴があります。さらに、50万円以上稼いでいる人の半数が5年以上ブログ運営している人です。

収益化までには多くの時間や努力が必要だとわかるデータでした。「ブログ運営で収入を得るためには継続することが大切」であることがわかりますね。

WordPressのブログで稼ぐ仕組み

ブログ運営でどのくらい稼げるのかは分かりましたが、そもそもWordPressで収益化できる仕組みを知らない方もいるでしょう。ここからは、WordPressのブログで収益化する仕組みについて解説していきます。

ブログで収入を得るまでの流れ

なぜWordPressで収入を得られるのかというと、ブログに広告を掲載し読者に紹介することで報酬を得られるからです。

ブログを読んでいるときに、所々に広告があるのを見たことがあるでしょう。その広告を読者がクリックしたり、広告から商品を購入したりすると、サイト運営者に収入が入るのです。

無料ブログよりWordPressがおすすめな理由

「広告ならWordPressじゃなくて、無料ブログでも貼れるんじゃない?」「わざわざ難しそうなWordPressを使う必要はないのでは?」このように思う方もいらっしゃるでしょう。

確かにWordPress自体は無料ですが、WordPressブログを立ち上げて運営するには一定のコストがかかります。しかし、収益化には圧倒的にWordPressがおすすめなのです。

無料ブログは、無料でWordPressよりも簡単にブログを立ち上げることができます。同じサービスを利用しているユーザーとのコミュニティを使用することもできるでしょう。しかし、ブログのデザインの種類が少なかったり、貼り付ける広告に制限があったりと、なにかと制約が多いのです。さらに、サービスが突然終了してしまったら、自分のブログが消えてしまう可能性もあります。

一方でWordPressは、世界中でサイトを立ち上げるために使用されています。普段見ているさまざまなサイトのうち、半数近くがWordPressで作られていいます。そのためサービス自体に安心感があり、困ったときにも検索するとすぐに情報が出てくるのがメリットです。ブログのデザインや機能を自由にカスタマイズできるので、独自性のあるブログを作ることができます。広告の種類の制限もありません。さらに、検索順位が上位に表示されやすい作りになっているため集客がしやすく、収益化にも有利なのです。

WordPressは無料ブログよりも扱いが少し難しく、ブログ運営のために一定のコストもかかってしまうというデメリットもあります。しかし、収益化をするためにはそれらのデメリットを超えるメリットもたくさんあるのがWordPressなのです。

収益化するための広告サービスって?

WordPressののブログでは、さまざまな種類の広告を貼ることが可能です。ここでは、WordPressで利用できる広告の種類を解説します。

WordPressに貼ることができる広告には、一般的には以下の3つの種類があります。

  1. 物販アフィリエイト
  2. アドセンス広告
  3. ASPアフィリエイト

①物販アフィリエイト

物販アフィリエイトとは、Amazonや楽天市場などの通販サイトに掲載されている商品やサービスを販売できる広告のことです。報酬は商品価格の数%を受け取ることができます。

これらのサービスには商品の種類が豊富なため、自分でおすすめしたい商品を選んで紹介することができます。また、Amazonや楽天市場の買い物は多くのユーザーが経験しているため、購入に結びつきやすいのも大きなメリットです。

②アドセンス広告

アドセンス広告は、Googleが提供している広告の仕組みです。広告がクリックされるだけで報酬が発生するので、少額ですが収入を得やすいのが特徴です。

③ASPアフィリエイト

ASPは「アフィリエイト・サービス・プロバイダー」の略です。商品やサービスの広告を掲載して収益化したいメディアの運営者と、商品やサービスの紹介をしてほしい広告主の仲介をしてくれるサービスのことをいいます。

ASPアフィリエイトでは他の広告より報酬金額が高くなりやすいのが特徴です。一方で、そのサービスで扱っている商品やサービスしか紹介できないため、選択肢が少ないのがデメリットです。そのため、複数のASPサービスと提携して利用するのが良いでしょう。

ブログのジャンルの選び方

ブログでの稼ぎ方が分かっても、実際にどのようなことを書いたらいいのか分からないという方は多いでしょう。ここからは、ブログのジャンルについて解説していきます。

特化ブログのジャンル選びポイント3つ

特化ブログにする場合は、ジャンル選びがとても大切になります。ポイントは以下の3つです。

  1. 自分の専門性や強みを活かせるジャンル
  2. 自分が興味をもって継続できるジャンル
  3. ニーズや市場があるジャンル

ブログは継続することがとても大切です。自分の得意ジャンルや興味のあるジャンルであれば、ネタが尽きることなくブログを書き続けられるでしょう。しかし、あまりにもマイナーすぎて市場がない、ニーズがない場合は避けた方が無難です。

迷うなら雑記ブログがおすすめ

特化ブログのポイントを見て、「自分の強みなんて考えつかない」「書きたいジャンルがたくさんあって迷う」など決めきれない方は、とりあえず雑記ブログを立ち上げるのがおすすめです。ブログを書いたことがない方で、「自分は本当にブログが書けるのだろうか」と不安があるにもおすすめです。

初心者がとりあえず雑記ブログを立ち上げるメリットは多いです。書いているうちに得意なジャンルが見つかったり、書きやすいジャンルが見つかることがあるからです。自分の中でジャンルが定まったら特化ブログに方針を変更しても良いですし、新しく特化ブログを立ち上げるのも良いでしょう。「もっと他のジャンルも書きたい!」という方は、さらにブログを増やすのも手です。

稼げるジャンル5選

「私は稼げるジャンルでブログを書きたい!」という方もいらっしゃるでしょう。そのような方は、報酬単価が高いジャンルを攻めてみるのも1つの方法です。

報酬単価が高いジャンルには、投資、転職、プログラミングスクール、クレジットカード、インターネット回線などがあります。これまで多くの時間を使ってきた場合や専門的な知識があるのであれば、これらのジャンルで大きな金額を稼ぐこともできるかもしれません。

注意が必要なジャンル

ここまではおすすめのジャンルを解説してきましたが、最後に注意が必要なジャンルについて解説します。それが「YMYL」に該当するジャンルです。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、読者のお金や健康、幸福に関連するジャンルのことです。例えば政治問題、税金や投資など金融関連、病気や薬などの医療関連などが挙げられます。

以前、「肩こりの原因は守護霊にある」という根拠のない情報が上位表示され、問題となったことがありました。こういった情報で読者に危害を与えることを防ぐため、GoogleはYMYLの分野について厳しく評価しています。そのため、検索結果で上位に表示させることは初心者には難易度が高いです。専門知識があって信頼できる情報を発信できる場合でない限り、これらのジャンルは避けた方が無難でしょう。

ブログで収益化するまでの3ステップ

それでは、実際にWordPressでブログを開設し、稼ぐまでの流れを確認しましょう。初心者がWordPressで収益化できる状態になるまでに、3ステップあります。1つずつ解説していきます。

  1. WordPressでブログ開設
  2. ASP登録
  3. 記事作成

WordPressでブログ開設

まずはWordPressでブログを開設する作業です。難しいイメージがあるかもしれませんが、やることは4つだけです。

  1. レンタルサーバーを契約
  2. 独自ドメインを取得
  3. サーバーとドメインの紐づけ
  4. WordPressのインストール

「サーバー」や「ドメイン」という言葉はあまり聞きなれないので、初心者の方はつまずくかもしれません。これらは、家を建てるイメージで例えられます。

サーバーは家を借りるための「土地」です。ドメインはインターネット上の「住所」です。インターネット上では現実と違って物理的なスペースがないので、土地と住所を紐づける作業を行わなくてはなりません。紐づけ作業ができたら、その上にブログという「家」を建てます。これがブログ開設までの手順です。

①レンタルサーバーを契約

まずは「土地」となるサーバーを借りましょう。サーバーを借りるには、月に700円~2,000円程かかります。レンタルサーバーによって料金や性能、セキュリティなどが異なるので、自分のブログに合わせて選択しましょう。

昔からある大御所の「エックスサーバー」、回線速度の早さが売りの「ConoHa WING」、高コスパな「mixhost」、低コストで導入できる「ロリポップ!」などがあります。これらのレンタルサーバーであればサポートも充実しているので、初心者でも安心して導入できるでしょう。

②独自ドメインを取得

次に、「住所」となるドメインを取得しましょう。サイトのURLの最後にある「.com」のようなものをドメインといいます。

ドメインには「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2種類があります。独自ドメインは、自分の好きな文字列を使った世界で唯一のドメインです。共有ドメインは、ドメインを管理している会社が所有しているドメインを複数人で共有しているものです。イメージとしては、戸建てを建てるかマンションの1室を買うかの違いに近いでしょう。

共有ドメインには、サービスによって無料で使えるなどのメリットがあります。しかし、ブログを収益化したい人には多少コストがかかっても独自ドメインを使用するのがおすすめです。レンタルサーバーと同時に申し込むと、独自ドメインでもキャンペーンで安く取得できることがあるので確認してみましょう。

料金はどのドメインを選ぶかによって変わってきます。定番で信頼性の高い「.com」「.jp」「.net」あたりが推奨されますが、人気のためコストが高くなりがちです。しかし、安いドメインは信頼性が低くなり収益化に不利になってしまうこともあるので、できるだけ定番のものを選ぶようにしましょう。

ブログを立ち上げるのであれば、「.blog」は上記3つよりもコストが安くなりやすく、ブログであることが一目でわかるのでおすすめです。

③サーバーとドメインの紐づけ

ドメインを取得できたら、ドメインとサーバーを連携させましょう。サーバーとドメインを同時に申し込んだ場合は自動で終わっていることが多いので、この過程は省略できます。

④WordPressのインストール

最後に、WordPressをインストールします。本来は多くの手順が必要になりますが、上記のレンタルサーバーであれば、簡単にインストールできるようになっています。それぞれのレンタルサーバーのサイトで確認してみましょう。

ASPに登録する

ブログを開設できたら、ASPに登録しましょう。

ASPは前述したように、広告を掲載して収益化したいメディアの運営者と、商品やサービスの紹介をしてほしい広告主の仲介をしてくれるサービスのことです。

ASPにも多くの種類がありますが、ここでは登録しておきたい定番のものを7つ紹介します。

楽天アフィリエイト

A8.net

この2つのASPはブログの審査なしで提携することができるので、ブログを開設してすぐに登録できるASPです。楽天アフィリエイトは、楽天市場で取り扱う商品の中からおすすめしたい商品の広告を貼ることができるようになるサービスです。A8.netはアフィリエイト満足度No.1を12年連続で獲得している超定番ASPなので、安心して利用できます。

もしもアフィリエイト

アクセストレード

バリューコマース

Amazonアソシエイト

これら4つのASPはブログ審査が必要なので、10記事~15記事ほど書いてから登録しましょう。Amazonアソシエイトは審査が厳しいですが、楽天アフィリエイトと同様にAmazonで取り扱っている商品の広告を貼ることができるため、ぜひ登録しておきたいASPです。もしもアフィリエイトではAmazonや楽天市場のプログラムを取り扱っているため、Amazonアソシエイトに合格できない場合でももしもアフィリエイト経由だと通るパターンもあるようです。

Googleアドセンス

広告がクリックされることで報酬が発生する「クリック報酬型」のASPです。訪問者の関心に合わせて広告を自動で表示してくれるので、報酬が発生しやすいのがメリットです。ブログ審査は厳しいといわれていますが、落ちても再審査が可能なのでチャレンジしてみましょう。

記事作成

ここまでくれば、あとは記事を継続して書いていくのみです。それでも「ブログってどうやって書いたら良いのかわからない」という方も多いでしょう。そこで、初心者がブログ記事を書き始める時に意識した方が良いポイントを3つ解説します。

  1. 読者に何を伝えたいのか意識して書く
  2. その読者が検索しそうなキーワードをタイトルに入れる
  3. わかりやすい文章や構成を心掛ける

①読者に何を伝えたいのか意識して書く

例えば、家族で出かけた遊園地の記事を書くとします。「すごく楽しかった!また行きたいです。」だと、ただの感想になってしまいます。日記であればこれでも良いのですが、ブログは読者に伝えるためのものです。

「お昼時でもこのお店なら混雑せずにすぐに食べられた」「このアトラクションなら小さいお子さんがいても楽しめる」「ここのトイレだと赤ちゃんのオムツ交換がすぐにできた」「このお店だと離乳食を温めてもらえる」などの情報があれば、読者の役に立つ記事になります。

②その読者が検索しそうなキーワードをタイトルに入れる

どんなに良い遊園地の紹介記事を書けたとしても、タイトルが日付だけだったり、「家族でおでかけ」などふんわりしたタイトルだったとしたら、その記事に何が書いてあるかピンとこないですよね。

記事を読んでもらうには、ぱっと見てわかりやすいタイトルにする必要があります。よくブログにあるような「これだけ読めば遊園地攻略できる!」のように人目を引こうとしなくても大丈夫です。とりあえず「遊園地」「子供連れ」などのキーワードをタイトルに入れるところから始めましょう。

③わかりやすい文章や構成を心掛ける

ブログは読者に読んでもらうためのものなので、読みやすい文章や構成にするようにしましょう。初心者が気を付けるべきポイントは以下の5つです。

  • 結論は最初に書く
  • 見出しをみたら何が書いてあるかわかるようにする
  • 誤字脱字に気を付ける
  • 文末を統一する
  • 画像や図形を積極的に使う

・結論は最初に書く

通常は「起承転結」という言葉の通り、結論は最後に持っていくことが多いです。しかしインターネット上では、結論になかなか辿り着けないような記事は途中で読者が離れてしまいます。ブログに関しては最初に結論を書いて、その後に理由や根拠を説明し、具体例を挙げてもう一度結論を書く、という構成だとわかりやすいでしょう。

・見出しをみたら何が書いてあるかわかるようにする

遊園地のトイレに関する内容を書いているのに、「このキャラクターがかわいい!」のような見出しだと、そのキャラクターについて書かれていると読者は思ってしまいます。「遊園地のトイレ」という見出しだと、何について書かれているのか一目瞭然ですよね。さらに「ベビーベッドが使いやすいトイレ3ヵ所」だと、より詳細な内容がイメージできます。おおよその内容が見出しだけで伝わるように、考えて見出しを作りましょう。

・誤字脱字に気を付ける

文章自体を正しく書けるに越したことはありませんが、ブログ初心者はまず誤字脱字がないように注意してみましょう。あまりパソコンを触ったことがない方だと、キーボードの押し間違いに気が付かないことも多くあるでしょう。あまりにも誤字脱字が多いと「このブログは適当に書いているのかな」と読者に思われてしまいます。きれいな文章を無理に書こうとしなくても良いので、まずは誤字脱字を減らすようにしましょう。

・文末を統一する

文末を揃えましょうと、学生の頃作文を書くときに指摘されたことがある方も多いでしょう。それくらい文章を書く上で基本的なことです。である調とですます調のどちらにするかだけでも決めて、文章を書くようにしましょう。それだけで統一感のある文章にすることができます。

・画像や図形を積極的に使う

どんなに良い内容が書かれていても、画面いっぱいに文章がずらっと並んでいるだけだと読みたくなくなってしまいます。遊園地の記事であれば写真を多く載せたり、説明する際に図形を使うなど、視覚的に読者を飽きさせないようにしましょう。

WordPressで収入を得るためのコツ5つ

最後に、初心者がブログを収益化する上で知っておきたいコツを5つ解説します。

読者の悩みを解決する

日記とブログは異なります。読者の多くがGoogleなどを使って、悩みを解決するために検索をします。つまり、ブログは読者の悩みを解決できる内容が書かれていないと、読んでもらうどころかブログを見つけてもらうことすら難しいのです。

読者が抱えている問題が何か把握し、読者が求めている情報や答えを提供できるようにしましょう。そうすれば検索からブログを開いた読者が、広告をクリックしたり商品を購入したりしてくれるかもしれません。

このように言うと難しく感じるかもしれませんが、そこまで難しく考えなくても大丈夫です。最初は、あなた自身が疑問に思ったことの答えをブログに書いていけば良いのです。

「あのお店の新商品おいしそう!食べた人の口コミあるかな」「次のスマホ何買うか迷うな…今はどの機種がおすすめなんだろう」「この駅の近くで安いランチはあるかな」「次の旅行先はどうしよう」

あなたもこのようなちょっとした疑問がある時、Google検索を使うことがあるでしょう。このような疑問を解決できるような記事を書くと、きっと誰かの役に立つブログになるはずです。

SEOを学ぶ

ブログ集客のために必要な知識といえば、SEO対策の知識でしょう。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では検索エンジン最適化といいます。Googleなどの検索エンジンから自分のサイトに人を集めるための対策のことです。検索をしたときにほとんどの人は一番上のサイトを見ます。そのため、できるため自分のサイトが検索上位に表示されるように対策します。

難しい内容もありますが、「キーワードをタイトルや見出しに入れる」といったすぐにできる内容もあるため、勉強してできることから始めましょう。

記事は完璧を目指さない

ブログ記事は、もちろん質の良いものをたくさん作れた方が良いです。しかし、初心者がいきなり素晴らしい記事をいくつも書くのは現実的ではありません。

いきなり100点の記事を書こうとすると、いつまで経っても投稿できません。まずは、自分の中で60点の記事を10記事書くことから始めましょう。

10記事書くと、ブログの書き方がなんとなくわかってくるでしょう。知識や経験がついてくると、改善点も見えてくるものです。

ブログ記事は投稿してからでも書き直せます。リライトといって、過去に書いた記事の改善版を投稿することもあります。経験を積むためにも、とりあえず書いてみるのも大切です。

集客記事と収益記事を作る

ブログを書くのに慣れてきたら、集客記事と収益記事を作ってみましょう。

集客記事は、文字通り人を集めるための記事です。この記事の目的は、SEO対策をして読者を集め、疑問を解決することにあります。収益記事は、商品を購入してもらうための記事です。この2種類の記事があると、集客記事で集めた読者を収益記事に誘導して商品を購入してもらうという流れができます。

もちろん、最初から収益記事に人を集められるのが理想です。しかし、商品名を検索するとAmazonや楽天市場などの強い競合サイトが出てくるため、個人のブログでは勝てないのが現状です。

収益化は、まず読者を集めないことには始まりません。集客記事を充実させてから収益記事を作っていきましょう。

継続が命

ここまでさまざまなことを解説してきましたが、どれも続けなければ意味がありません。データで見たように、ブログは継続しないとまとまった収益を得るのは難しいからです。

そもそも検索上位に表示されるまでには、Googleの仕組み上ブログを書いてから3ヶ月~半年程かかります。ブログは「3ヶ月の壁」と言われるほど、継続できずに挫折してしまう人も多いのです。

モチベーションを維持するためにも、SNSでブログ仲間と繋がったり、コミュニティを利用してみるのも手です。とりあえず半年継続できるように、頑張ってみましょう。

まとめ

この記事では、

  • 一般人のブログ収入をデータで確認
  • WordPressのブログで稼ぐ仕組み
  • ブログのジャンルの選び方
  • ブログで収益化するまでの3ステップ
  • WordPressで収入を得るためのコツ5つ

以上の内容を解説しました。

ブログは広告を利用することで稼ぐことは可能ですが、そのためには読者を集めなければなりません。読者を集めるためには、読者にとって価値のある記事を書く必要があります。

ブログで稼げるようになるには時間がかかります。挫折せずに継続することが何より大切です。あくまで「ビジネス」として試行錯誤しながら、長期的な目線で取り組みましょう。

まずはWordPressでブログを開設して、1記事書いてみるところから始めてみましょう。