COLUMNコラム

インタビュー記事の書き方を完全解説!執筆時のポイントも併せて紹介

ライティング

インタビュー記事とは、取材対象となる人物・企業との対談内容を読み物としてまとめたものを指します。その人物や企業の思いや魅力を読み手に直接届けられるキラーコンテンツとして、オウンドメディアで広く活用されているのはご存知の通りです。

とはいえ、インタビュー記事の作成は、取材した内容をサクッと文章化して一丁あがりとはなりません。効果的なインタビュー記事の作成に向けては、準備を怠らず、正しい手順を踏んで進めていく必要があるのです。

本コラムでは、インタビュー記事の作成に欠かせない基礎知識や執筆の準備・実践段階それぞれにおけるポイントを中心に、インタビュー記事の書き方を詳しく解説していきます。

インタビュー記事の書き方3パターン

インタビュー記事の書き方は、おおよそ以下の3パターンに整理できます。それぞれ一長一短があるため、記事の種類や内容の伝わりやすさを考慮して、最適な形式を選ぶのがおすすめです。

①一問一答(Q&A)形式

インタビュー記事で最も一般的な形式です。質問と回答が交互に繰り返されていく形で記事構成します。「です・ます」調の文体が基本です。

臨場感を出しやすく、リズムよく読める、知りたい情報にたどり着きやすいなどのメリットがあります。一方で、話し言葉が使われるため、内容に比して文字量が多くなりがちです。

②モノローグ(一人称)形式

聞き手の存在を消し、インタビュイーが1人で語っているように記事構成します。著名人のインタビュー記事に向いています。「です・ます」調でまとめられるのが一般的です。

会話体のため、インタビュイーの思いや人柄をよりダイレクトに伝えられます。反面、聞き手側の感想や考察を挿入しづらく、ライターに構成力がないと記述が冗長になりやすいです。

③ルポルタージュ(三人称)形式

聞き手が取材した内容を一旦咀嚼し、第三者の目線で客観的に記事化していきます。

言語化されないメッセージや補足的情報、データなどを付加でき、ライターのスキル次第では、論理的で奥行きのある記事に仕上げられます。 他方、「だ・である」調の堅苦しい印象の文章になりがちで、インタビュイーの思いや人柄などは伝えにくいです。

インタビュー記事の書き方【準備編】

取材を通じて記事の素材となり得る質の高い情報を入手できなければ、良いインタビュー記事は書けません。事前にしっかりと準備をして、インタビュー当日に実りある取材ができるようにしておくことが大切です。

ここでは、事前準備として必ず済ませておくべき7つのポイントをご紹介していきます。

取材対象・テーマ・コンセプトを決める

まず、インタビュー記事で訴求したいテーマやコンセプトをクリアにしておきましょう。記事の方向性の明確化やインタビュイーへの的確な質問設定につながります。

テーマ・コンセプトが決まったら、取材対象の人選です。発言や著作を参考に、記事にふさわしい事業者や専門家などをインタビュイーに指名するとよいでしょう。

記事制作の体制を整える

テーマ・コンセプトや取材対象がある程度決まったら、並行して記事制作の体制を整えましょう。取材者とライターは最低限必要です。写真撮影を行うのであれば、カメラマンの手配も忘れてはいけません。

スキルを持つ人材がいれば、取材者がライターを兼任するのもおすすめです。取材に立ち会った者だけが感じ取れる言葉以外の情報を盛り込むことで、質の高い記事にできる可能性があります。

インタビュイーにアポを取る

インタビュイーに対するアポ取りは、遅くともインタビュー実施日の2週間前までに済ませておきましょう。多忙なインタビュイーに対する打診が遅れると、予定がつかなくなるかもしれません。

アポ取りの仕方にも注意が必要です。メールで本人に直接アプローチする場合、依頼事項は箇条書きで記載しましょう。忙しさを慮ってのことです。また、企業からアポを取り付けるケースでは、フォーマットとして正式な依頼状が必要になることがあります。

事前のリサーチを徹底する

インタビュー当日、取材に費やせる時間は限られています。また、専門家への取材では、最低限の知識を持ち合わせていないと会話にすらならない可能性があります。有意義なインタビューの実現に向けて、インタビュイーに関する事前リサーチを徹底しておきましょう。

リサーチ対象は、幅広く取るのがおすすめです。経歴や人物像はもちろん、ブログやSNSがあればチェックしておきます。過去の発言や著作では触れられていなかった新たな問題意識を発見できれば、取材時のメインテーマにできるかもしれません。

質問項目(インタビューシート)を作成する

まずはリサーチで得た情報を基に記事構成の大枠を決め、次に質問項目を作成していきます。

質問次第でインタビュイーから引き出せる回答の内容や質は変わります。意図がはっきりした質問を設定し、効果的に繰り出せるよう順序よくリストアップしていきましょう。

オープンクエスチョンや、ワンクッションとなる補足の質問を適宜設定しておくのもおすすめです。インタビューが単調になるのを防げるだけでなく、インタビュイーの真意により迫った質の高い取材が期待できます。

インタビュイーに取材内容を共有する

大まかな記事構成と質問項目が決まったら、取材内容として書面化した上でインタビュイーに事前共有します。ヒアリングシートを活用してもよいでしょう。

事前に共有することで、インタビュイーに回答準備の時間を与えられます。その道の権威であれば、主張を裏づけるデータ、あるいはエピソードを伝える貴重な資料などを用意してくれるかもしれません。

質問項目の告知は、「どのようなことを聞かれるのだろう」といった多くのインタビュイーが抱きがちな不安の解消にも役立ちます。

インタビュー当日のスケジュールを決める

インタビューの日時が確定したら、当日のスケジュールを決めます。インタビュアー、ライター、カメラマンなどの取材担当メンバーの集合時間は、事前打ち合わせの有無を考慮しつつ、適切にスケジュール化・共有化を図りましょう。

インタビュイーのスケジュールに対する配慮も忘れてはいけません。特に、終了時間のずれ込みが許されないケースでは、関係者全員への周知徹底が求められます。

インタビュー記事の書き方【当日編】

事前準備同様、インタビュー当日にも留意すべきチェックポイントがいくつかあります。

以下、7つの視点からみていきましょう。

インタビューの必需品を確認

インタビューの必需品を確認しましょう。

ボイスレコーダーは、バックアップ用を含む複数台を持参します。電池切れや機器の故障に備えるためです。複数あると、インタビュイー側・聞き手側それぞれに設置できるメリットもあります。

インタビュイーの回答を記録するためのPCや、質問事項記載済メモ帳も用意しましょう。取材時に手元にあれば、台本としても使えます。

聞き手が写真撮影する場合には、自前でカメラを用意します。録画機能付きのカメラの定点設置化により、適宜写真を撮りつつ、インタビューの全貌を収録できるので便利です。

取材は、初対面の場となることが珍しくありません。名刺の持参を忘れないようにしましょう。

インタビュー時のマナーをチェック

インタビュイーに気持ちよく取材に応じてもらえるよう、インタビュー時はマナーを守って臨みましょう。

以下、マナーの具体例を4つ挙げます。

タイムスケジュールの管理・共有は必須です。取材時間の延長がどの程度許されるか、記事公開前に原稿確認を行うかなどを確認しておきましょう。

電車の遅延や事故などにより、取材場所への到着が遅れるケースもあり得ます。たとえ1分でも遅刻に変わりはありません。必ず電話を入れて、到着予定時刻を伝えましょう。

インタビュー開始前に必ず趣旨を説明し、認識を共有します。録音や撮影の許可を改めて願い出ることは、リスペクトの気持ちを示す意味でも大切です。

終了時には、取材に応じてくれた感謝の意を伝えます。不明点の確認や再取材をお願いする可能性を伝えるなど、築いた関係性の維持にも努めましょう。

まずは雑談で緊張を解く

初対面の場でも臆せず話し始められる人など、そうはいません。取材開始後すぐに本題に入らず、自己紹介や雑談など、まずはアイスブレイクにより緊張を解くのがおすすめです。

アイスブレイクを通じてリラックスした雰囲気を醸成することで、インタビュイーとの距離をグッと縮められます。内面により迫って価値の高い情報や貴重なエピソードを引き出せれば、深みのある質の高いインタビューにできるでしょう。

適切な頻度で相槌・質問を行う

インタビューを意義深いものにできるかは、聞き手側の態度によっても左右されます。適切な頻度で相槌や質問を行い、インタビュイーが気持ちよく話せるよう状況をコントロールしていくことが大切です。

相槌は、「ええ」「なるほど」など、聞く姿をアピールしつつ、話の腰を折らない程度に留めましょう。また、質問は事前に想定した項目に縛られず、記事のテーマから逸脱しない範囲で臨機応変に繰り出すことも時には必要です。

メモではなく話を聞くことに集中する

インタビューの際にメモ取りに意識を取られると、話を聞く方が疎かになりがちです。インタビュイーの表情やしぐさから感じ取れる非言語メッセージを見逃しやすくなるだけでなく、インタビュイーに対しても話しづらさを感じさせることになりかねません。

取材の記録は、後からボイスレコーダーでいくらでも聴き返せます。その場では気になった言葉や深掘りしたい内容のポイントだけをメモに取り、インタビュイーに向き合って話を聞くことに集中しましょう。

時間管理を徹底する

インタビュイーは、忙しい時間を割いて取材に応じてくれています。設定時間は厳守が基本となるため、時間管理の徹底が必要です。

取材時に話が盛り上がることもあるでしょう。悪いことではありませんが、時間が不足して記事のネタにできる話題を聞きそびれてしまっては本末転倒です。脱線した話題をさりげなく本筋に戻すなどして、聞き手が上手にタイムコントロールを図る必要があります。

また、どうしても延長が必要になりそうな場合には、早めにインタビュイーに確認することも大切です。

インタビュー終了後の“一言”を聞きもらさない

インタビューが終了した途端に、緊張から解放されて雄弁になるインタビュイーは珍しくありません。本音や魅力的なエピソードを聞ける絶好のチャンスのため、インタビューが終わっても油断は禁物です。

ボイスレコーダーのスイッチを切った後に、雑談タイムを設定してみてもよいでしょう。記事になるネタの収集だけでなく、改めて確認しておきたいことや深掘りしたいことを質問する時間などに使えます。

インタビュー記事の書き方【執筆編】

取材が済んだら、いよいよインタビュー記事の執筆です。

ここでは、執筆フローにおける5つのポイントを解説していきます。

必要に応じて文字起こしを行う

まずは、必要に応じて録音した内容の「文字起こし」をしましょう。長い記事を執筆する際の内容の再確認や記事構成の明確化などに役立ちます。

文字起こしには、以下の3つの段階・方法があります。記事の内容や納期に応じて適宜ふさわしい方法を使い分けるのが一般的です。

  • 素起こし
    発言のすべてをテキスト化します
  • ケバ取り
    素起こしのテキストから、「えー」といった不要な言葉を除外します
  • 整文
    単語の順序を入れ替えるなどして、さらに読みやすく整理・修正していきます

10分程度の音源の文字起こしには、通常1時間位かかります。録音データが長かったり、時間をかけられなかったりする場合には、外注も検討してみましょう。さらに、近年著しく進歩している、AIによる自動文字起こしツールを活用して効率化を図る手もあります。

インタビュー内容を振り返る

次に、文字起こしにより活字化されたデータ、取材メモや録画データなどをすべてを使って、インタビュー内容を振り返ります。取材時に聞き漏らした事柄に気付かされたり、印象的なキーワードやフレーズを洗い出せたりする可能性があります。

話が脱線した際の発言にも、案外記事化に値する情報が含まれているものです。丁寧に見返しつつ、並行して記事の構想を練るとよいでしょう。

テーマとコンセプトに沿い構成作成と執筆を行う

いきなり執筆に入るのではなく、先にテーマとコンセプトに沿って構成立てをします。

構成は、必ずしも取材時に質問した順序でなくても構いません。記事内容をより正確に、かつ効果的に伝えられるかを優先して組み立てましょう。タイトルやリード文、見出しやアイキャッチ画像などを読者に分かりやすく設定することも重要です。

構成ができたら、いよいよ執筆です。

必要に応じて主語や述語、助詞などを挿入・追加しましょう。1文を短くする、過剰表現は避けるなど、読みやすい文章に調整することも大切です。インタビュイーが挙げた数字や日付などのデータの裏取り、事実と異なる場合の修正にも万全を期す必要があります。

記事の校正・校閲を行う

執筆が完了した原稿の校正・校閲も忘れないようにしましょう。誤字脱字をチェックしたら、事実関係の誤認や矛盾した内容、表現の誤りなどがないかも確認します。

校正や校閲は、可能であれば客観的な目線に立てる第三者に委ねましょう。自分では気付きにくいおかしな箇所を指摘してくれる可能性があります。自身で行う場合には、脱稿して少し時間が経ってからにするのがおすすめです。

インタビュイーに最終チェックをしてもらう

校正・校閲作業が済んだら、インタビュイーによる原稿の最終チェックです。内容確認や言い回しの適否だけでなく、真意が伝わる文章になっているかについても確かめてもらいましょう。

修正依頼が入ったら、内容を反映したうえで再度チェックしてもらいます。OKが出たら原稿の完成です。チェックには、写真が挿入された完成形に近い原稿を使いましょう。インタビュイーが公開後の記事をイメージしやすくなり、修正回数の削減につながります。

インタビュー記事の意義と目的

ここまで、インタビューの形式や記事の書き方について解説してきました。

ところで、インタビュー記事はそもそも何のために作成・活用されるのでしょうか。

以下、インタビュー記事の意義と目的を4つの視点から解説していきます。

一次情報としての価値と類似コンテンツとの差別化

一次情報により構成されるインタビュー記事は、情報の正確性や信頼度の点で二次情報コンテンツを大きく上回ります。また、他では得られないオリジナルコンテンツとしての価値の高さは、類似コンテンツとの差別化を容易にするでしょう。

これらのメリットは、ユーザーへの高い訴求効果を生むだけでなく、SEO的にも有効に働きます。検索エンジンから「高品質なサイト」と認められ、上位表示されやすくなるためです。

顧客やクライアントの“リアルな声”を届ける

お客様の声や事例紹介として、自社の商材を購入・利用した顧客やクライアントの“リアルな声”を届けられることも意義の1つです。第三者の本音が、他者やメディアの介在なしに直に記事化されたコンテンツは、有益な口コミ情報となり得ます。

創作の余地のない正確性が担保された情報は、結果としてその商品・サービスの信頼度アップに寄与するでしょう。既存・潜在問わず、導入を検討しているターゲット顧客の購買プロセスにおける悩みの解決にもつながり、成約確度の向上が見込めます。

クライアントや求職者へアピールする

企業の採用やブランディングなどに活用されることもあります。取材の形を借りて経営者に企業理念や基本方針を語らせたり、社員に自社で働く意義や職場の雰囲気などを尋ねたりが、よくあるパターンです。

外部からはなかなか窺い知れないこうした企業の実態を積極的に開示し、求職者や顧客に自社の魅力や企業価値を認知してもらうことが目指されます。功を奏すれば、ターゲットとの関係性の構築や強化につながります。

新しい商品やサービスの背景を知ってもらう

新しい商品やサービスの背景を知ってもらうために、開発担当者へのインタビュー記事が作られるケースもあります。商材の認知度を高めるのが狙いです。

顧客が購買のきっかけとするのは、スペックをはじめとする商材の仕様や性能だけではありません。インタビューで聞き出した開発段階での裏話や商材に込めた想いなどをストーリー化して、記事に盛り込むとよいでしょう。商材が持つ情緒的な価値や魅力を訴求できます。

良質なインタビュー記事を書くためのポイント

インタビュー記事の制作には手間と時間がかかります。せっかく作るのであれば、読み手に役立ち、SEO的にも有効な記事にしたいのは誰もが思うことでしょう。

ここでは、良質なインタビュー記事を書くためにぜひクリアしておきたい、7つのポイントを紹介していきます。

インタビュイーの言葉を生かす

オリジナルコンテンツとしての価値の高さを最大限活かすため、取材時のインタビュイー本人の言葉をできるだけそのままの形で活字化します。印象に残るフレーズや多用されるキーワードがあれば、タイトルや見出しに使うのもよいかもしれません。

ただし、明らかな言葉の誤用は、訂正しましょう。また、インタビュイーの発言意図が正確に伝わるよう、適宜情報を補足することも大切です。

インタビュイーの人柄が伝わるエピソードを書く

インタビュイーの人柄が伝わるエピソードを書くことで、読み物として面白くなるだけでなく、記事全体を温かみのある雰囲気にできるでしょう。親しみを感じた読み手の共感を得られれば、記事で伝えたいコンセプトやメッセージを効果的に訴求することにつながります。

こうしたエピソードが特に拾えなかった場合には、取材時にインタビュイーが話している姿や笑顔の写真を記事中に挿入してもよいでしょう。

記事の冒頭に企業情報・インタビュイー情報を記載する

インタビュイーがどのような人物であるかがよく分からないと、読み手が記事の内容にスムーズに入っていけません。記事の冒頭に、インタビュイーが所属する企業情報やインタビュイー自身の情報を記載しましょう。

これらの情報を事前に提示することで、読み手が主人公であるインタビュイーをイメージしやすくなります。記事に対する関心度が高まること間違いなしです。

情報を取捨選択する

取材で聞いた通りの順番で情報を記事化しなければならない訳ではありません。聞き出した内容を全て記事に盛り込む必要もないのです。

取材で収集したどの情報を設定した記事構成のどの部分に配置するかで、インタビュー記事の読みやすさや質は大きく変わってきます。記事のコンセプトやメッセージを読み手に伝えるために必要か否かの観点から、適切に情報を取捨選択しましょう。

ストーリー性と読みごたえを意識する

単なる質疑応答に終始する内容だと、盛り上がりに欠ける、読んでいてつまらない記事にしかなりません。インタビュー記事のメリットである“リアルな声”を効果的に届けられるよう、ストーリー性と読みごたえを意識した構成立てや執筆を心がけましょう。

語られる内容の具体性やイメージのしやすさが、記事のストーリー性や読みごたえにつながります。取材時にインタビュイーから引き出した具体的なエピソードを積極的に盛り込むことで、読み手に刺さる記事にできるでしょう。

起承転結を意識し読みやすくする

記事で取り上げるトピックの順序については、前述の通り適宜変更で構いません。ただし、この時文章自体の論理展開の流れが不明確だと、読み手の混乱や疲労を招きます。

起承転結をクリアにしておくことで、読み手がスッと流れに乗れる文章にできるでしょう。先に触れた、ストーリー性や読みごたえのある記事にする上でも重要なことです。

SEO的観点も忘れず入れ込む

インタビュー記事では、独自性のある情報をリアルな表現で読み手に伝えることが可能です。このメリットをSEOに活かさない手はありません。

狙うべき検索キーワードを決めたら、多くのユーザーが聞きたい・知りたいであろう質問を設定します。競合には出せないオリジナリティ溢れるコンテンツにできれば、独自性を評価する傾向が強いGoogleに向けた高いSEO効果が期待できるでしょう。

インタビュー記事を執筆する際の注意点

これまで指摘してきたポイントを実践すれば、かなり良いインタビュー記事が書けるでしょう。

ですが、もうちょっとご辛抱ください。

ここからは、さらに一歩先を行くインタビュー記事を書こうとする上で役立つこと必至である、執筆する際の注意点を4つご紹介していきます。

インタビュイーの印象が悪くなる書き方は避ける

インタビュイーの印象が悪くなるような書き方は、絶対にしてはいけません。受け取り方次第で、インタビュイーに対して悪い印象を与えかねない言葉や表現を使うのもNGです。面白がって読んでくれる人もいるでしょうが、後になってトラブルを招く可能性があります。

少し変に聞こえるかもしれませんが、読み手から見て、インタビュイーが“賢く”映るような書き方を心がけましょう。

Q&A形式では聞き手の質問文で話の流れが分かるようにする

インタビューの際のやりとりが何の前触れもなく始められると、読み手は戸惑います。「え!そうなんですか?」といった単なる反応言葉も同様です。そのまま記されているだけでは、何を指して言っているのかがよく分かりません。

唐突に質問を投げかける構成は避けましょう。また、反応言葉を直前のインタビュイーの回答を要約する形に修正してやると、話の流れがつかみやすく、読みやすいインタビュー記事にできます。

話し言葉は適宜修正する

記事は文字のみで意味や内容を伝えるコンテンツです。話し言葉を仕草や表情を伴わずにそのまま記述すると、読み手にニュアンスが正確に伝わらなかったり、曲解されたりしかねません。

文字にしてみて曖昧さや意味の通じにくさが残るようであれば、発言の意図が変わらない範囲で言葉を言い換えたり、付け加えたりします。インタビュイーの気持ちに配慮して、取材後に必要に応じて変えさせてもらう許可を取っておくと安心です。

ブロック分けと中見出しの設定を行う

質疑応答そのままの形だと、まとまりがなく、主旨の伝わりにくい記事になりがちです。読み手が記事の大まかな流れを把握できるよう、インタビュー内容を幾つかのブロックに分け、それぞれに中見出しを設定しましょう。

中見出しは、流し読みだけでも内容がある程度予測できるものにします。設定した中見出しを軸にインタビュー内容を再構成することで、起承転結を伴った読みやすい記事に仕上げられるでしょう。

まとめ

オリジナルコンテンツとして貴重かつ有益な情報を広く発信できるインタビュー記事は、SEO的観点からも高い効果が見込める施策の1つです。貴社のマーケティング戦略の一環として、積極的に活用されることをおすすめいたします。

CVを達成できるインタビュー記事の作成に向けては、一貫したテーマ・コンセプトに基づく入念な準備とセオリーに則った手順の実践が欠かせません。本コラムで述べてきたポイントを参考に、読み手の心をグッとつかむインタビュー記事の作成を目指しましょう。