COLUMNコラム
看護師がスキルを活かしてwebライターに?案件内容や仕事の探し方を解説
「看護師として働いているけれど、空き時間に在宅ワークの副業ってできるのかな?」
「収入を増やしたいけれど、小さい子供がいるから夜勤はできないしどうしよう」
「病棟勤務は疲れちゃったから、もう少し楽に働きたい」
看護師はやりがいのある仕事だけれど、体力的にも精神的にも大変ですよね。看護師の仕事は病院や施設に勤めるイメージが強いですが、実は在宅ワークでも看護師のスキルを活かして働くことができるのをご存知ですか?
その方法は、webライターとして働くことです。出勤せず在宅で時間に縛られずに働くことができ、そのうえ看護師の資格を活かして収入を得られたら嬉しいですよね。
しかし、看護師のwebライターは実際に需要があるのか、どのような記事を書くことになるのか、そしてどのくらいの収入を得られるのかイメージできない方は多いと思います。
今回の記事では、
- 看護師ライターの業務内容や収入
- 看護師がwebライターとして働くメリット・デメリット
- より高単価で働くための方法
- 看護師ライターの仕事の探し方
以上の内容を解説します。
看護師資格を持つwebライターの業務内容は幅広い
看護師資格をもつwebライターは「看護師ライター」と呼ばれることがあります。看護師としての知識や経験を、web上の記事にする仕事です。詳しい仕事内容を確認しましょう。
クライアントから発注された記事を執筆する
まずは、記事の執筆です。看護師ライターに任される記事の執筆内容は多岐に渡ります。
- 看護師の働き方や経験談
- 看護師の就職や転職について
- 市販薬の紹介や成分の解説
- 病気や症状の解説
- 病院や医療サービスの紹介
- 病院やクリニックのブログ記事
- サプリメントや健康食品などの解説
- 美容やダイエット法について、など
昔よりもweb上で情報収集をする人が増えたため、医療関係の情報を求められることも多いです。医療従事者であっても、少し知識の確認をしたい時にインターネットを頼ることもあるでしょう。今は論文がインターネット上に公開されていることも多く、最新の情報を得たい時にPubMedなどの検索エンジンを利用することもありますよね。
医療をはじめとした読者の人生やお金への影響が大きいジャンルは「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれます。これらのジャンルは「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」を特に重要視されます。
例えば、全く医学的な知識のない人が「うつ病で病院に行っても、訳の分からない薬を飲まされるだけで治らないから行くな!」という情報を記事に書いてしまったら大変ですよね。その記事を読んだ人が、周りのうつ病の人が病院に行くのをやめさせてしまうかもしれません。
こういった事を防ぐため、Googleは医療をはじめとした重要な複数のジャンルの情報を検索結果に表示するかどうかを慎重に見定めるとしています。そのため、医療について正確な情報を書くことができる看護師ライターは求められているのです。
記事を正しい情報に編集する
執筆するだけが看護師ライターの仕事ではありません。経験を積むと、他のライターが書いた記事を確認し、必要に応じて編集やリライトすることもあります。
例えば、健康食品の広告で「これを飲むと糖尿病が治ります!」という表現があるとします。この表現は薬機法(薬事法)に引っかかってしまいますし、看護師から見ると誇張や誤解のある表現だと分かるでしょう。誤解のない、正しい情報に修正する必要があります。このような編集作業も看護師ライターの仕事です。
用意された記事を監修する
医学的知識が必要とされるコンテンツの監修を任されることもあります。
看護師ライターの数は、一般のライターに比べると圧倒的に少ないです。医学的知識をもつライターが全ての医療系の記事を書くことはできないでしょう。そこで、ライターが執筆した記事を看護師ライターがチェックする「監修」が必要になります。「看護師監修」という情報がつくと記事への信頼性が上がり、アクセス数も増えるでしょう。
専門分野のwebサイト全般について指揮する
看護師向けのサイトなど、特定の分野のサイトを全般的に指揮する場合もあります。
看護師向けのサイトでは、転職情報や医学用語についてなど、看護師の情報収集に役立つ情報が多く掲載されていますよね。このようなサイトの制作や運営にも、看護師ライターが関わっています。実際に看護師として働いた経験を活かして、看護師のニーズに沿うサイトの作成に携わることもあり得ます。
看護師資格を持つwebライターの収入
看護師は専門知識があるため、webライターとして働く上で有利であることが分かりました。
それでは、看護師ライターとして働くとどのくらいの収入を得ることができるのでしょうか。
報酬の相場
webライターの報酬は、文字単価や記事単価により決まります。
未経験のwebライターは、特別なスキルや知識を必要としない文字単価が0.5~1.0円の案件の仕事が多いです。慣れてくると、文字単価が1.0~2.0円と、少しずつ上がっていきます。
一方、看護師ライターの文字単価は2.0円~が多いです。実際に医療ライターズ事務所のメディペンでは、「医療知識を持つライターに記事を依頼する場合、1文字3円以上が目安」としています。この場合、2000字の記事を書くと報酬は6千円、週に2回書くと1ヶ月でおよそ5万円の報酬です。さらに実績を重ねると、文字単価が5円や10円の案件を受注することもあります。
報酬を決める要素
なぜこんなにも看護師ライターの報酬は高いのでしょうか。それは記事の専門性が高いからです。
webライターの報酬は、記事の専門性や記事の種類、ライターのスキルなどによって変わります。例えば、モニター記事はライター初心者でも簡単に書くことができるため、単価は安いです。一方でインタビュー記事になると、ライター自身がインタビューするなど必要な作業やスキルが多いため単価は上がります。
しかし、医療のような専門知識が必要な場合は異なります。看護師(正看護師)であれば、最低でも3年以上は専門の学校に通い、実習や国家試験をクリアしないと資格を得ることはできません。さらに、通常のwevライターに必要な能力に加え、医学的に信頼性の高い情報を集める情報収集能力も求められます。看護師ライターになるためには多くの経験や知識が必要となるため、報酬が高くなるのです。
以上のことから、看護師ライターはwebライターの中でも比較的稼ぎやすいと言えるでしょう。経験を積んでスキルが上がると、収入の差はさらに広がるでしょう。
そもそも看護師は副業できる?
看護師がwebライターになることで、ある程度収入を得ることができることが分かりました。しかし、そもそも看護師という仕事は副業が可能なのでしょうか。
公立の病院は公務員扱いとなるためNG
都道府県立の病院や保健所などに勤めている場合、公務員として扱われるため副業は基本的にできません。国家公務員法・地方公務員法で「公務員は副業をしてはいけない」と定められているためです。しかし、現在は公務員の副業を解禁するか議論されているため、今後は可能になる可能性もあります。
国家公務員法 第103条
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
地方公務員法 第38条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第1項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
民間は病院の規定による
民間の病院に勤務している場合、副業は基本的に可能です。しかし、就業規定に副業禁止と書かれている場合は不可能です。規定に書かれていない場合は、副業が認められていると捉えられます。しかし、今後問題にならないよう事前に確認した方が良いでしょう。
副業OKでも確定申告は必須
例え副業でも、収入があるのであれば納税しなくてはいけません。
副業がパート以外であれば、年間所得が20万円を超えると確定申告が必要です。また、年間所得が20万円以下であれば確定申告は不要ですが、住民税申告は必要になりますので注意しましょう。
簡易簿記であれば比較的簡単に帳簿がつけられます。複式簿記でも、会計ソフトを使用することで難しい知識がなくても帳簿をつけることができます。脱税にならないよう、きちんと取り組みましょう。
看護師がwebライターとして働くメリット・デメリット
副業OKの職場で看護師ライターをしたい方も、専業で看護師ライターをしたい方も知っておきたいのが、看護師ライターとして働くメリットとデメリットです。今回はメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ解説します。
3つのメリット
看護師ライターのメリットは以下の通りです。
- スケジュールを自由に組める
- 医療知識や看護師の経験を活かせる
- スキルを高めることで収入も上がる
- スケジュールを自由に組める
看護師として病棟で勤務する場合は、ほとんど病棟から離れることができず、医師や患者さんの都合でスケジュールがコロコロ変わることも多いですよね。忙しい夜勤の日に当たると、休憩すらまともに取れないことも多いです。人手が足りず連続で夜勤に入らなくてはいけなかったり、夜勤明けでそのまま日勤になってしまうと、心身ともに負担が大きくなってしまいます。
フリーランスでwebライターの仕事をする場合、時間に縛られず仕事ができるうえ、慣れてくると仕事を選ぶこともできます。また、webライターはノートパソコンがあれば仕事ができるので、好きな場所で働くことができます。夜勤前に少しだけ仕事をしたり、休みの日にカフェで作業をしたりと、仕事量を調整しながら柔軟に仕事ができるのは大きな強みです。 - 医療知識や看護師の経験を活かせる
webライターは、自分の看護師としての経験や知識をそのまま活かすことができます。自分は大した経験は積んでいない、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そんなことはありません。学校を卒業して看護師になった経験や病棟での勤務、転職活動の経験を知りたいという人は多いです。
もちろん、医療知識を求めている人も多いです。看護師免許を持つライターが書く医療系の記事は信頼性があり、Googleにも評価されやすくなります。そのため、クライアントや読者にも好まれる記事を作成することが可能です。 - スキルを高めることで収入も上がる
自分の得意分野である医療系の記事を書く時も、さまざまな手段で情報収集をすることになります。記事を書いていくことでより知識が深まり、さらに多くの記事を書くことが可能です。ライティングのスキルも向上していくため、単価が上がりやすくなり、報酬も上がります。看護師であれば、経験年数によって給料が変わることが多いです。しかし、webライターは年数に関係なく知識やスキルを上げるほど収入アップに繋がるため、モチベーションを上げることができます。
3つのデメリット
看護師ライターは人気ですが、デメリットもあります。
- 看護師として働くよりも収入が安定しない
- 人との関わりが減る
- 看護師以外の他のスキルも必要になる
- 看護師として働くよりも収入が安定しない
当たり前のことですが、webライターは仕事をしないと報酬はもらえません。看護師であれば一定の給料をもらえますが、webライターは体調を崩して書ける記事が減ったり、忙しくて作業ができなくなると収入も減ります。もちろん記事を書かなくなると、収入は一切入りません。
また、初心者のうちはすぐに案件をもらえなかったり、医療系以外の初心者向けの記事を書くことも多いため、単価も低くなります。派遣で看護師の仕事をした方が、最初のうちは収入を得ることができます。長期的にコツコツとスキルを磨くことで、徐々に安定した収入を得ることができるようになるでしょう。 - 人との関わりが減る
看護師は人に対して直接働きかける仕事です。一方のwebライターは、作業中はほとんどパソコンと向き合う時間になります。コミュニケーションも、チャットやメールを使用することがほとんどです。人と会話をする機会がほとんどないため、人とかかわることが好きな方は寂しく感じるかもしれません。 - 看護師以外の他のスキルも必要になる
webライターとして働くためには、看護師に必要なスキル以外に、以下のようなスキルが必要です。
- スケジュール管理能力
- 情報収集能力
- 正確に情報を伝える文章力
- 文章でのコミュニケーション能力
- 営業力
フリーランスのwebライターは自分で仕事を取りにいくため、営業力が非常に大切になります。特にwebライターを始めたばかりの頃は、積極的に営業をしないと仕事を得ることは難しいでしょう。看護師の仕事であれば営業は必要ないため、一番慣れが必要な部分になるでしょう。
また、フリーランスとして働くのであれば、スケジュール管理はより気をつけなければいけません。webライターとして働く際は、いくつかの案件を並行して進めていくこともあります。納期に間に合うよう、ゆとりのあるスケジュールをたてるようにしましょう。
webライターの収入をより高単価にする方法7つ
前述したように、初心者のwebライターは低単価になりやすく、報酬も低くなりがちです。看護師ライターでも、初心者のうちから高収入を狙うのは難しいでしょう。webライターの仕事に慣れてきた時に少しでも高単価の案件を獲得するためには、どうしたらよいのでしょうか。ここではその方法を7つ紹介します。
SEOの知識をつける
SEOはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」といいます。Googleなどの検索エンジンでキーワードを検索したとき、上位に表示させるための対策を「SEO対策」といいます。また、SEO対策を行って検索上位に表示されるようにするライティングを「SEOライティング」といいます。
検索したときに上位にあるページほど多くの人に読まれやすくなるため、webライターはSEOライティングを身につける必要があります。SEO対策をすることで書いた記事が検索上位に表示されれば、売り上げに貢献できます。そこから継続案件を得ることができたり、実績を元により多くの案件を受けることが可能です。
WordPressの使い方を勉強する
WordPressは、ブログなどのwebサイトを作ることができるシステムです。多くのwebサイトが、このWordPressを使って作られています。webライターになると、直接WordPressに入稿することを求められることもあります。WordPressの使い方がわからないライターもいる中で、入稿まで任せられるライターがいるとクライアントから重宝されやすいです。画像挿入や文字装飾など、執筆以外の作業もできるようにしておきましょう。
ポートフォリオを作る
看護師の資格を持っていても、実際にどのような文章を書くかわからないライターを積極的に採用したいクライアントはいません。ポートフォリオを作成して、自分の文章や知識をアピールしましょう。
ポートフォリオは、ブログ記事を書いて良く書けたものをまとめる形が良いでしょう。一番良い方法は、WordPressでブログを作ることです。WordPressを実際に触ることができるため、WordPressの使い方を勉強できます。しかし、サーバーのレンタル代やドメイン代などの費用や手間、時間がかかるため、難しい方もいるでしょう。その場合は無料ブログサービスやnoteなどを使用しても構いません。
また、クラウドソーシングサイトから実際の案件を探し、受けたつもりで書いてみるのも良いでしょう。実際の案件をそのまま書くのは良くないので、案件の一部を変えて書いてみましょう。ポートフォリオにまとめられるようになるまでに、文字数の感覚や文章の構成の作り方など、いろいろなことがわかってくるはずです。
単価が高めの案件に応募する
初心者向けの案件は文字単価0.5~1.0円程度ですが、医療系の案件であれば低くても1.5円以上のものを選びましょう。単価の相場がわからない初心者ライターを、文字単価0.1円など低すぎる単価でたくさん書かせるような、悪質なクライアントがいるのも事実です。そういった案件に引っかからないようにするためにも、上記の文字単価を参考にして案件を探してみましょう。
情報収集能力を高める
自分の知識や経験だけではなく、しっかりとしたエビデンスを示すことができるように、情報収集能力を高めましょう。学生時代の実習のレポートや学会発表の論文などで、参考文献に誰が書いたかわからないブログ記事を持ってくるようなことはしませんよね。教科書や論文を参考文献にしたはずです。webライターの案件でも、信憑性の高い情報を探すことができるようにしましょう。
領域を広げる
看護師ライターは徐々に増えていますが、まだまだ案件を獲得することはできるでしょう。しかし、追加で資格を持っておくと、さらに書くことができる記事の領域が広がります。
例えば薬機法や景品表示法などの法律に詳しくなる「薬事法管理者」の資格があると、ライターとして受けられる仕事が増えます。似た資格に「YMAA個人認証」という資格もあります。これらの資格がある人を優先して採用する案件もあるため、積極的に取りたい資格です。
他にも、医療関係の民間資格を取るものおすすめです。高齢者や障害者の住まいについて学ぶ「福祉住環境コーディネーター2級」や、生活習慣の見直しや生活についてアドバイスできる「生活習慣予防アドバイザー」、心理カウンセリングの基礎を学べる「メンタル心理カウンセラー」などがあります。
信頼関係を作る
webライターを続けていると、なじみのクライアントができるようになります。クライアント側から考えても、人となりや記事のクオリティが把握できているライターに仕事を任せた方が楽ですよね。クライアントとの信頼関係を作ることで、交渉次第で単価を上げることも可能です。信頼関係を作るため、誤字脱字をなくす、納期を守る、報連相を徹底するなど、誠実な対応を心掛けましょう。なじみのクライアントが複数できると、営業をかける手間も少なくなり、より執筆に集中できるようになります。
看護師ライターの仕事の探し方5つ
実際にフリーランスの看護師ライターとして案件を得るにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは5つの方法を解説します。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したいクライアントとライターを繋げるサイトのことです。代表的なものにクラウドワークスやランサーズなどがあります。
まずはプロフィールを書きましょう。自分の経歴や資格などを記載して、しっかりと欄を埋めるようにします。書き方がわからない場合は、他の看護師ライターなどを参考に作成しましょう。丸写しは厳禁なので、あくまで参考として自分らしいプロフィール欄を作るようにしましょう。
次に初心者向けの案件に応募します。初心者歓迎の案件ではマニュアルが定められていたり、構成がすでに決められているなど、取り組みやすいものが多いです。最初はなかなか案件が取れないことも多いので、諦めずにどんどん応募してみましょう。
また、クラウドソーシングサイトとは少し異なりますが、ココナラというスキルシェアサービスもおすすめです。プロフィールやサービス内容を登録しておくと、依頼したい人から申し込みが来る仕組みです。自ら営業をかける必要がなく、報酬額も自分で設定できるため、収入を上げやすくなります。
SNSを利用する
TwitterなどのSNSでは、webメディアに携わる人がライターを募集していることがあります。「#webライター募集」や「#看護師ライター募集」で定期的に検索すると良いでしょう。
SNSを利用することで、クラウドソーシングサイトのように手数料を取られることはありませんが、直接クライアントとやり取りするため、初心者には少しハードルが高い方法です。未払いなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、ある程度慣れてきてから利用した方が良いでしょう。
看護師サイトに応募する
看護師用の転職サイトなどを利用して案件を探す方法です。ライター経験がなくても応募できる案件もあります。看護roo!やマイナビ看護師など、さまざまなサイトで募集がかかっているので、探してみましょう。
メディアに直接応募する
普段見ている看護師サイトや「看護師ライター 募集」などで検索をかけて探す方法もあります。ライター募集と記載がなくても、問い合わせフォームから営業をかけると反応が返ってくる可能性があります。クラウドソーシングサイトと異なり手数料がかからず、予算もある場合が多いため、ライター報酬は上がることが多いです。この方法も直接クライアントと契約することになるため、トラブルにならないよう注意しましょう。
看護師ライターにおすすめのメディアは、看護師向けサイトや子育てサイト、健康食品会社や保険会社などさまざまです。「自分の知識が役に立ちそう」と思ったら、とりあえず問い合わせてみましょう。超大手のメディアに採用してもらうのはもちろん難しいため、採用してくれる可能性が高いメディアを自分で探してみましょう。
知人から紹介してもらう
ライター仲間がいると、さまざまな情報を得ることができます。時には仕事の紹介をしてもらえることもあります。似た仲間が集まる有料コミュニティに参加している看護師ライターもいます。お金をかけなくても、TwitterなどのSNSを使用することでライター仲間を見つけるのも難しくありません。仲間がいることでモチベーションにも繋がるので、アカウントは作っておくのがおすすめです。
まとめ
今回は、看護師ライターの業務内容や収入など、看護師ライターとして働くために知りたい情報を解説しました。看護師の資格を活かしながらwebライターとして働くイメージはできましたか?
読んでいて「難しそう」「慣れるまで大変そう」と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、看護師として働き始めた時も同じように思ったはずです。技術も知識も足りない中、勉強しながら業務に慣れていったはずです。
始めるか悩んでしまう方は、とりあえずクラウドソーシングサイトに登録して、1つ記事を書いてみましょう。webライターの仕事は看護師とは違い、仕事を始めるハードルはとても低いです。まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。