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ブログはオワコン?2023年でもまだまだ稼げます!

ライティング

ブログを始めようか検討されてる方やすでに始めている方のなかには、「ブログはオワコン」「ブログはもう稼げない」などと見聞したことがある方も多いのではないでしょうか。

2023年現在ブログはもう稼げないものなのかと気になっている方は多いでしょう。

この記事ではブログがオワコンと言われる理由や、実際に稼げるのかどうか解説を行います。

ブログはオワコンじゃない!

結論から言うと、まだまだブログはオワコンではありません。これから始めても十分に儲かる余地はあるといえるでしょう。

確かに、速報的な情報を収集する場はSNSに取って代わられています。

しかし、ブログではその道の専門家によって整理された情報を得ることができます。情報の完全性や可用性といった面では、いまだにブログが優れていると言えるでしょう。

実際にビッグワードを検索してみると、検索上位に来るのはブログです。

なぜブログがオワコンと言われるのか?

ではなぜブログはオワコンと言われることがあるのでしょうか。

ここでは、その理由について詳しく解説していきます。

企業ブログに勝てない

ビッグワードを検索した際に上位に来るブログは、企業のブログである可能性も高くなります。売上に期待できるテーマやkwdであればなおさらです。

企業は莫大なコストをかけてドメインパワーを強化しているため、個人ブログを上位表示させることはとても難しいです。

しかし、世の中には無数のワードがあり日々増え続けています。企業がまだ扱っていないワードや既存のテーマのよりニッチなワードを扱うことで、検索上位を獲得することは十分に可能です。

競合する個人ブログが多い

ブログは手軽に始められる副業として人気があるため、競争が激しくなっています。

そのため「これからブログを初めても埋もれてしまうのではないか」と心配になるのも当然のことです。実際、個人ブログとの競争で勝つことも容易なことではありません。

しかし、新たに生まれたブログのうちほとんどは数か月で更新されなくなります。

つまり、ブログを継続すればほとんどのライバルに勝利することができるということです。生き残るのは今までも稼いで来た少数のプロブロガーと、これまた少数の辛抱強い新参ブロガーとなります。

その中での競争に絞れば、十分なパイが残っていると言えるでしょう。

動画サイトやSNSで情報収集する人が増えた

ブログに対してSNSはフットワークで勝ります。

事件や事故などの突発的な事象は、現場のユーザーによってほぼリアルタイムで実況されるためです。ブログとは比較にならない速度で最新の情報が手に入ります。

最近では、企業もSNSを活用し情報発信をすることが多くなってきました。

特に、動画サイトは文章よりも分かりやすくユーザーに伝えられます。また、動画であればある程度言語の壁を超えて伝えることも可能でしょう。

このように、SNSや動画サイトにはブログにはない利点があり、様々な場面で活用されています。

しかし、先述したように、ブログにもSNSや動画サイトに勝る点があります。

専門家が時間をかけて書いた記事からは正確な情報を得ることができ、一つの記事で網羅的な情報を表現できます。この点は、分かりやすさやスピードが重視されるSNSや動画サイトにはない利点です。

加えて、文章がメインのブログには圧倒的な検索性があります。欲しい情報をピンポイントで得ることが可能です。

SNSや動画サイトとブログは、お互いに補完が可能な関係となります。後で述べますが、両者のメリットを活かしつつ、併用するのがおすすめです。

Googleのコアアップデートで検索順位が下がる

Googleは年に数回、コアアップデートと呼ばれる大規模なアップデートを行っています。
コアアップデートでは検索エンジンのアルゴリズムが大きく変化するため、記事の検索順位に影響する可能性が高いです。これまで上位にあった記事が突然に上位から外れてしまった事例もあります。

しかし、コアアップデートはユーザーの利便性を第一とするGoogleの信念に従った一貫性のあるものです。ユーザーを第一に考えて記事を作成していれば、それほど恐れる必要はありません。

アルゴリズムを悪用して順位を上げるような行為はしないようにしましょう。

ブログが2023年でも稼げる根拠

ここからは、ブログで稼ぐことが実際に可能である根拠を紹介しましょう。

実際に稼いでいる人がいる

アフィリエイトマーケティング協会による「アフィリエイトプログラムに関する意識調査(2022)」を見てみると、回答者1584人の中で3万円以上稼いでいるのは26.8%いることがわかります。10万円以上となると18.7%、20万円以上では13.2%です。このように、ブログで稼いでいる人は実際にいます。

インターネット広告費が増加し続けている

日本のインターネット広告費は年々増加しており、2019年にはテレビ広告費を超えています。

大手広告代理店の電通による調査によると、その後も平均14%程で成長を続けていくようです。

順調に拡大を続けるインターネット広告市場では、まだまだブログで稼ぐ余地があると言えそうです。

集客方法が多様化している

以前はSEO(検索エンジン最適化)を行うことで、ブログへの集客を行っていました。しかし、昨今はSNSや動画サイトが発展したことでSNSや動画サイトからブログへと誘導する戦略が現れています。

従来のSEOと合わせて多様な手段を利用することで、より安定して集客を行えるでしょう。

ただし、その分とれる手段を十分に利用しなければ、他のブログに差をつけられてしまうことに注意しなければなりません。

稼げないオワコンブログの特徴

次に、オワコンになってしまうブログの特徴をご紹介します。

雑記ブログ

稼げないブログの主な特徴としては、まず雑記ブログであることが挙げられます。以前は雑記ブログで稼ぐことも可能でした。

しかし、現在はGoogleのアップデートによってE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)が重視されるようになったことで、専門性が低くなる雑記ブログでは検索順位を上げることが難しくなってしまいました。

趣味で行うのであれば問題ありませんが、稼ぐことを念頭に置くのであれば、稼ぐことに特化したブログを運営する必要があるでしょう。

収入源がアドセンス

アドセンスは、ユーザーが広告をクリックしたときに報酬が発生するものです。

1クリックあたり数十円程で、しっかりと稼ぐ為には数千回のクリックが必要となります。

しかし、訪れたユーザーが必ず広告をクリックするわけではありません。

例えば、アドセンスブログの平均クリック率は1%、クリック単価が20~30円と言われています。こちらを基準に収入をシミュレーションしていきましょう。

目標金額を10万円とすると、クリック単価25円で4千クリックあれば達成できます。クリック率が1%だと4千クリックを得る為には40万PVが必要です。

これだけのPV数を得るためにはかなりの努力が無ければ無理ですが、この例で得られるのは10万円となります。アドセンスは1PVあたりの収益が0.2~0.3円程度と、収益率が低いのです。アドセンスで稼ぐのならば、クリック率を向上する為の相当な工夫が必要となります。

記事の質が低い

ブログで稼ごうとするならば、記事の質を高めることは最低限の条件です。

記事の質が低ければ検索順位が高くならず、訪問者はほとんど現れません。SEOをしっかりと施し、ユーザーの役に立つ記事を作成しましょう。

稼ぐ前に諦める

ブログからの収入が無いか、低いからと言って運営を止めてしまえばその時点でそのブログはオワコンです。ブログで稼ぐ為には稼げるようになるまで継続することが必要とされます。

ブログをオワコンにしないためのコツ

最後にブログをオワコンにせず、稼ぐためのコツをお伝えします。

気長に運営を継続する

ブログで収益を得られるようになるまで数か月かかることが一般的です。

その間はブログからの収入はないということもあります。最低でも1年は気長に運営を継続しましょう。ブログはストック型の資産ですので、継続すればするほど稼げるようになります。

一方で、人によって向き不向きがあることも事実です。

1年継続した時点で収益の増加が見込めるか判断を行ってください。

SEOを徹底する

ブログで稼ぐのであればSEOは必須の技術です。

他のブログも検索順位を上げるためにSEOを行っているため、SEOを怠れば競争に負けてしまう可能性が高くなります。

初めから完璧にこなすことは厳しいので、運営を初めてから1年間の間にしっかりとSEOの技術を身につけましょう。

昔に執筆した記事と比較してPV数や収益率が改善しているなら、スキルは上達しているといえます。

諦めず継続することで、より多くの収益を得られる可能性が高いです。

アフィリエイトをメインに扱う

ブログで稼ぐためにはアフィリエイトをメインに扱いましょう。

アフィリエイトは報酬の高い案件を厳選することが可能なため収益率が高く、1PVあたり1円程(アドセンスでは1PVあたり0.2~0.3円程)が期待できます。

また、成約時に大きな報酬を得ることができるアフィリエイトとSEOを施したブログが相性が良いというのも、アフィリエイトをメインに扱うべき理由の一つです。

検索上位を狙うためには複数の単語を組み合わせるようなロングテールキーワードを採用することが効果的となります。

このようなニッチなキーワードを題材に記事を作成すると、訪れるユーザーのペルソナを想定しやすくなります。自然と案件の成約率を高めることも可能になるでしょう。

稼いでいるブログを参考にする

実際に稼げているブログを参考にするのも有効です。

まずは成功例を参考にして、記事を作成してみてください。

記事作成のコツを掴んだらオリジナリティも加え、他ブログとの差別化を図っていくのが良いでしょう。

稼げるジャンルを探す

アフィリエイトは高い収益率を出すことが出来ますが、それは高報酬の案件を厳選することが前提です。

高報酬の案件が多いジャンルを見極めましょう。

また、競合しているブログの質と数も重要です。報酬が多そうなジャンルがあれば、そのジャンルの競合ブログの調査も行ってください。

報酬があるのに質の高い競合ブログがあまりないジャンルはチャンスです。

自分の体験談で独自性を出す

記事の中に自分の体験談を混ぜ込むことができると、それだけで説得力が大幅に上がります。

造詣の深いジャンルがあるならば、そのジャンルを選ぶとPV数を順調に増やすことができるでしょう。

アフィリエイトの題材を実際に利用して、その体験談を記事にするのもとても有効です。

SNSを活用して集客する

先ほども参考にしたアフィリエイトマーケティング協会による「アフィリエイトプログラムに関する意識調査(2022)」を見てみましょう。
アフィリエイトサイトへの集客手段の項目を見てみると、SEOの項目を合算した値が71.4%、SNSの項目を合算した値が71.0%とほぼ同じです。ブログと合わせてSNSも運用することがスタンダードであることが分かります。

SNSを利用することで単純に露出が増えるため、PVの獲得に非常に有効です。

まとめ

ここまでブログで稼ぐことについて解説を行ってきました。

ブログはオワコンではなく、未だに有力な副業の候補です。ブログはストック型の資産でもありますので、早く始めれば始めるほど有利になれます。

もしも少しでも興味が出てきたなら、この機会にブログを開設してみてはいかがでしょうか。