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副業ブログは会社にバレる?バレる原因と対策、よくある質問を解説!

ライティング

副業としてブログを運営することは、自分の興味を追求しつつ収入を得る、魅力的な選択肢です。

しかし、「会社にバレないか?」という不安が頭をよぎることでしょう。ブログを副業として運営する上で、会社にバレないための対策はあるのでしょうか。また、会社にバレる原因は何なのでしょうか。

そこで本記事は、副業ブログが会社にバレる原因とその対策、そして副業ブログに関するよくある質問について解説します。

副業ブログが会社にバレない対策

まず初めに、副業ブログが会社にバレないための対策を紹介します。

住民税を普通徴収にする

住民税の金額が変化することで副業としてブログを行っていることがバレる可能性があります。

これを防ぐためには、確定申告書を提出する時に住民税を自分で納付する「普通徴収」に変更することが必要です。

普通徴収にすれば、会社の給与分の住民税の納付書は会社に、副業分の住民税の納付書は自宅に届きます。そのため、納付書から副業がバレることを防ぐことができます。

会社でブログの話をしない

あなたのブログの存在を知っている人が増えれば増えるほど、その情報が会社に伝わる可能性も高まります。

特に、職場の同僚や上司に対して副業の話をすると、あなたの副業が会社の方針に違反している場合、問題が起きる可能性があるでしょう。

副業ブログがバレないためには、職場でブログの話をしないことをおすすめします。

特定されうる情報をSNS・ブログで投稿しない

ブログやSNSを運営する際、実名を公開する代わりにペンネームやハンドルネームを使用しましょう。

本名を出さないことにより、検索エンジンなどを通じて、会社や同僚があなたの副業を発見するリスクを最小限に抑えることができます。

また、具体的な職業や勤務地、特定の人々との交流など個人が特定できる情報は控える方がよいです。会社の制服やバッジ、職場の内部や同僚の写真なども同様となります。

副業ブログが会社にバレる原因

そもそも、副業ブログが会社にバレる原因はなんなのでしょうか。

ここでは副業ブログが会社にバレる原因を4つ紹介します。

確定申告をしない

確定申告をしないと、収入が正確に申告されていないことが税務署に発覚します。

税務署が調査を始めると、それが原因で会社に連絡が入る可能性があります。そのため、会社からの聞き取り調査などにより、副業ブログが発覚してしまうでしょう。

住民税が増える

住民税の金額が増えることもよくある原因の1つです。

住民税は前年の所得金額によって決まり、会社に納付書が届きます。そのため、給与所得が大きく変わっていないのに一人だけ住民税の額が上がると、他に収入源があったと疑われてしまうでしょう。。

社内で密告される

あなたが自分の副業について他の社員にバレたり、SNSやブログ等で発見されたりした場合、その情報が他の人々に広まる可能性があります。

その結果、他の社員に社員により会社に報告される恐れがあります。

副業する姿を見られる

休憩時間や勤務後の時間を利用して会社のPCやインターネット回線を使って副業を行うと、他の社員に目撃される可能性があります。これは、企業の規定に違反する場合があるため、辞めるべきです。

また、SNSで副業活動の様子を投稿する、自宅で副業をしている画像や動画を共有するなどすると、それが会社の同僚や上司の目に入る可能性があります。

これにより副業がバレてしまうリスクがあるでしょう。

副業ブログに関するよくある質問

ここでは副業ブログに関するよくある質問を4点紹介します。

確定申告をしなければバレない?

確定申告の義務があるのに確定申告をしないことは脱税にあたります。

副業がバレることよりとても大きなリスクです。副業ブログで年間20万円以上の収入があった人は、必ず確定申告をしてください。

副業収入何万までならバレない?

副業収入の合計が20万円以下なら確定申告は不要ですが、これは所得税に限ってのことです。

市区町村に納税する住民税に関しては20万円の特例措置はありません。住民税は別に申告する必要があります。確定申告をしなくてもよい場合でも少しでも収入があれば、住民税の申告を忘れずにしましょう。

マイナンバーから副業はバレる?

マイナンバーから個人の所得を調べることは現状許されていないため、マイナンバーから副業がバレることはありません。

公務員が副業ブログをしても大丈夫?

公務員の副業は「国家公務員103条及び104条」と「地方公務員法38条」により、原則禁止されています。

これは、公務員は国家や国民のため奉仕する事を使命にしているためです。特例措置として社会貢献活動に関わる副業は禁止されていませんが、公務員が副業ブログを行うことはグレーに近いでしょう。

ブログ副業が会社にバレるとどうなる?

ブログ副業が会社にバレるとどうなってしまうのでしょうか。

ここでは、ブログ副業が会社にバレたときのケースを2つ紹介します。

解雇される可能性は低い

最も軽い結果としては、上司や人事部門から注意や警告を受けることがあります。

副業が会社の業務に影響が出ると判断された場合や、規定違反である場合などです。日本の法律で副業は禁止されていないため、解雇される可能性は低いでしょう。

しかし、例えばあなたが会社の業務に関連する情報をブログで公開していた場合や、ブログ運営によって業務時間に影響が出ていると判断された場合、重い処分が下される可能性があります。

ブログをやめさせられる可能性はある

会社の規定で副業が禁止されている、または許可が必要であるとされている場合、無許可で副業を行っていると会社に発覚したら、その行為を停止するように求められることがあります。

これは、ブログに限らずどのような形態の副業でも同じです。

また、ブログの内容があなたの本業と関連が深く、情報の漏洩や競業避止義務に問題があると判断された場合、ブログ活動を停止するように求められることがあります。

副業ブログによって、本業の業務に支障が出ていると判断された場合も、同様にブログをやめさせられる可能性はあります。

ブログ副業がバレたときの対処法

ここでは、ブログ副業が会社にバレてしまった時の対処法について詳しくご紹介します。

誠意をもって謝る

まず第一に、副業を行っていた事実を否定せずに認めることが重要です。

副業を隠していたことが明らかになった場合、その行為を否定すると信用を失う可能性があります。

副業が会社の規定に反していた場合や結果として何らかの問題が生じた場合は、誠心誠意謝罪しましょう。謝罪の際には自分の行為が会社や他の社員にどのような影響を与えたかを理解し、それを明確に伝えることが大切です。

また、単に謝罪するだけでなく、副業と本業を両立させるための具体的な方法を提案するのも忘れないことが大切です。

最後に反省の意を示し、事態を真摯に受け止めていることを表明しましょう。

就業規則を守っていることを証明する

まずは自分の会社の就業規則を確認しましょう。

副業に関する具体的な条文や規定がどのように定められているかを理解することが第一歩です。

例えば、副業の給与収入が認められていない場合、ブログ副業は雑収入にあたるため規約違反に当たりません。

次に、自分のブログ副業が就業規則に適合しているかを確認します。

副業禁止の規定があれば、その基底に違反していないか等を見直します。自分の活動が就業規則に適合していることを証明するためには、具体的な証拠が必要です。

例えば、ブログ活動が本業の業務時間と重なっていないことを示す記録などが有効となります。

副業可能な会社に転職する

副業が会社にバレて問題が生じた場合、解決策の1つとして副業可能な会社に転職するという選択肢があります。

副業ブログ収入が年間30万円の場合、ブログを止めさせられると10年で300万円の損失になります。

状況によっては、思い切った転職の決断も有効です。

まとめ

この記事ではブログ副業がバレないための対策とバレる原因、ブログ副業がバレる際のよくある質問とバレたときの対処法について解説してきました。

一番の対処法は副業を開始する前に就業規則を確認し、副業が許可されている場合や規定に適合する形で行うことです。

副業ブログを行うなかで何か問題や疑問点が発生した場合は、速やかに上司や人事部門に相談しましょう。