COLUMNコラム
ブログが書けない?初心者必見のブログ作成のコツ
ブログを始めて間もない初心者の方は、ブログが書けない状況に陥りやすいです。
書けない原因には様々ありますが、その原因を正確に把握し解決すれば、スムーズにブログを書くことができます。
そこで、本記事では初心者がブログを書けない場合の解決策について詳しく解説します。
初心者がブログを書けない原因と解決策
ブログを書けなくなってしまう原因は人によってさまざまなため、それぞれの原因について対応した解決策を打つ必要があります。
ここでは、書けない原因を9つあげ、解決策をそれぞれ解説します。
ネタが決まらない
これは、多くのブログ初心者がぶつかる壁になるものです。
ブログの作成にはネタが欠かせないのですが、なかなかネタが見つからず執筆に取り掛かれないケースは多いのではないでしょうか。
ネタがなくてブログを書けない場合の解決策として有効なのが、ネタ帳の作成です。Web上に記載されているニュースの話題やSNSでトレンドのなっている要素、日々の出来事をつづった日記などネタの元になる要素をネタ帳に記載する習慣を付けましょう。
日頃からブログのネタに使えそうな要素をストックしておくと、ブログを書こうとする度にネタを探さずに済みます。
また、書こうと思ったネタを「なんとなく難しそう」という理由で記事に取り扱うのを後回しにしてしまうのはもったいないです。難しいと思ったネタについても情報を集め、執筆に挑戦してみてください。
文章の書き方が分からない
記事の内容を書こうと思っても文章を執筆する際の型が分からず、執筆を始められない場合があります。
しかし、ライティング能力は訓練すれば向上させられるものです。
訓練をする際にはただ知識を得るだけでなく、実際に何度も執筆することが重要です。何冊もの専門書を読むよりも1冊だけ読んで基礎を学び、あとはひたすら執筆を行って、自分なりの執筆パターンを身に付けるほうが効果的でしょう。
記事の完成形が見えない
記事をどこまで書けば完成と呼べるのか分からず、執筆の手が止まってしまうケースも多いです。
記事を作成するためには、まず初めに記事の骨組みを決定させる必要があります。
記事の骨組みは記事構成案という記事のテンプレートで、構成内容は大きく3段階です。
1段階目は記事の冒頭部分で、記事内容について簡単な説明を行い、記事全体の見通しを把握できるようにしましょう。
2段階目で本文を複数のまとまりに分けて執筆し、記事の内容を構成させていきます。
3段階目で内容についてまとめや結論を記述し、文章を締めくくりましょう。
テンプレートを用意して執筆すれば、記事を書き始める際にどの箇所から手を付けるべきか迷わなくて済むようになります。
十分な知識がない
記載の執筆に取り掛かろうとしても、内容で扱うテーマについて詳しい知識が十分になく、記事を書き進められないケースも多いです。
知識がない場合は他のブログ記事やサイトなどの情報をリサーチし、不足している要素を補うのが重要になります。
リサーチ力を身に着けられれば、詳しくないテーマについての苦手意識が薄れ、執筆に取り組めるはずです。また、日頃からニュースやSNSを意識して見る習慣をつければ、自然と自身の知識量が増えていきます。執筆中に知識不足でつまずく機会を減らせるでしょう。
もし時間を確保できるのであれば、ブログで扱っているテーマについて勉強する時間を設けるのも有効な手段です。
文章の完成度に自信がない
ほかの記事よりも完成度を高くしなくてはプレッシャーを感じてしまい、なかなか記事を完成させられない場合もあるでしょう。
競合よりも優れた内容の記事の執筆を目指すのは理想的ではありますが、初心者のうちから気負い過ぎてしまうと執筆を苦痛に感じてしまう要因になります。
ブログ作成に慣れていない内は記事の品質を高めるよりも、記事の更新に慣れるのを意識したほうがよいでしょう。
記事を書き続けていけば取り扱っているジャンルに関する知識が自然と身に付いていくため、過去の記事はリライトによって更新するのがおすすめです。
また、文章の完成度は万人受けする内容かどうかではなく、ターゲットである人たちが満足できる内容であるかどうかが重要になります。記事を執筆する際は読者から感謝されるような文章を書くように意識すると、自然と作成した記事の内容に自信がつくはずです。
更新の継続ができない
ブログを毎日更新したくても記事を作成する時間がとれず執筆を行えず悩む方もいるでしょう。
しかし、毎日更新できないからといって落ち込む必要はありません。
更新頻度を増やすのに集中し過ぎてしまった結果、記事の品質が保てなくなっては意味がなくなってしまいます。
重要なのは毎日更新をせずとも、一定量のアクセスを保てる品質を維持できているブログを目指すことです。
記事を1つ仕上げるためには、内容に関するリサーチや構成の作成、文章の執筆から入稿などの段階を踏む必要があります。そのため、月に2~3本程度しか掲載できないこともあるでしょう。
更新頻度を増やすためには、パソコンの前に座っていなくてもこなせる作業を隙間時間に済ませてしまうのがおすすめです。記事のネタや構成を空いた時間に考えられるようになれば、次第に記事の作成スピードが上がります。
なかなか成果が出ない
ブログを継続してしていると、いくら記事を更新しても成果が出ない期間にぶつかるでしょう。
「アクセスが集められるようになるまでには時間がかかる」と分かっていても、成果が出ないことに不安になり執筆が止まってしまう場合も少なくありません。
しかし、アクセス数や収入などの具体的な数値として出る成果は、自身の取り組み方だけでなくさまざまな要因に左右されて算出されます。そのため、数値のみを目標にしてしまうとモチベーションを維持しづらいです。
ブログを継続して運営していくためには、成果よりも行動を目標に設定するのがおすすめです。例えば「今月中に3記事更新する」など、自身の力で達成できる目標を設定することがポイントとなります。
時間をかけずに記事が書けない
記事を書けるようになってくると「より早く執筆できるようになりたい」と思うはずです。
記事のクオリティを保ちつつスピードを向上させるための方法として有効なのは、タイピングスキルの向上です。
タイピングの速度が上がれば、その分執筆時間を短縮できます。早い段階からタイピング練習を行えば、作成スピードの底上げになるでしょう。
モチベーションがない
ブログを作成する気力が湧かずに、ブログの執筆が止まってしまう場合もあるでしょう。
モチベーションを上げるためには、なぜモチベーションが上がらない理由を明確にすることが必要です。
ブログ作成の作業に取り組むのが面倒と感じる場合は、作業開始までにいくつかのハードルを設けてしまっているからかもしれません。例えば、パソコンの立ち上げに時間がかかる場合は、パソコンを買い替えてみるのも手です。
また、モチベーションを維持するためにはブログの更新を習慣化させるのが最もおすすめです。「夕食後に30分、ブログに関する作業をする」と決めてしまえば、ブログを書こうか書かないかとわざわざ悩まずにすむでしょう。
執筆環境が原因でモチベーションが上がらない場合は「好きな音楽をかけてみる」など小さな変化をつけるのも効果的です。
記事を執筆しやすい自分なりのスタイルを追求するのも、ブログを継続する上で重要な要素になります。
ブログを書けない初心者が意識すべきルーチン
ブログを書けなくなってしまう多くの原因は、記事のアイデアが浮かばない場合でしょう。
ここでは、記事を作成するまでの手順をルーチン化させ執筆をスムーズに進める方法について詳しく解説します。
キーワード決定
まず初めに、書きたい記事のテーマを決めて中心となるキーワードを決定しましょう。
例えば料理系ブログなら「しょうが焼き」、旅行系ブログなら「札幌」などになります。
次に、選択したキーワードについてどのような情報が組み合わせられて検索されているのかを分析しましょう。キーワード分析ツールなどを利用し、関連ワードなどキーワードの組み合わせを調べて、需要のある組み合わせをリストアップします。
例えば「しょうが焼き」の場合は「しょうが焼き 作り方」などになるでしょう。
次に、リストアップした組み合わせの中から、検索順位で上位を狙えそうな組み合わせを選びます。実際に検索結果の上位を調べ、企業サイトや有名なブログが表示されない場合などは十分に勝ち目のあるキーワードです。
記事作成
キーワードの組み合わせを決定したら記事作成に移ります。
記事を作る際には、キーワードを検索するユーザーがどのような情報を求めているか、どのような悩みを解決したいのか予想・調査するのが重要です。
また、記事の内容にはユーザーの疑問に対する回答だけでなく、回答に関する事例や類似の問題点なども一緒に含めるのもおすすめです。記事を閲覧したユーザーが満足できる品質になるよう意識しましょう。
作成した記事の見直しも必要ですが、見直すのは公開後1か月前後が目安です。書いた当日は問題ないと思えた文章でも、改めて見直してみると違和感のある部分などが発見できるでしょう。文章を修正した際は「なぜこのように修正したのか」というメモを残しておくと、文章の問題点が明確に把握できます。
初心者がブログを書けない時のネタの探し方
どうしても記事のネタが思い付かない場合は、以下の3つの方法を実践してみましょう。
- キーワード調査をする
- Q&Aサイトを参考にする
- SNSを活用する
ネタのストックを増やすためにもおすすめのため、各方法について詳しく解説します。
キーワードを調査する
キーワード調査に専用のツールが便利なのでぜひ活用しましょう。
専用ツールで代表的なのが「ラッコキーワード」です。キーワードの関連語やサジェストワードを一瞬で取得することができます。
ラッコキーワードは無料版でも基本的な機能を使用できますが、有料版ではツールの使用回数上限を増やせたり、ほかの機能も利用できるようになります。
ツールを活用すればユーザーに需要のあるキーワードを把握できるため、ネタ不足に悩まなくて済むでしょう。
Q&Aサイトを参考にする
Yahoo!知恵袋などの匿名の質問サイトを利用すれば、ユーザーのリアルの悩みを把握することができます。記事を執筆する際の想定読者として設定することもできるでしょう。
Q&Aサイトはネットで検索をしても悩みを解決できなかった人、自分の立場に沿った回答を得られなかった人などが書き込みをしています。そのため、ユーザーが求めている情報が明確に分かります。
ただし、あまりにもニッチな問題だと検索ボリュームも少なくアクセス数が期待できなくなってしまいます。どの問題を選ぶのかはよく考える必要があるでしょう。
SNSを活用する
TwitterやInstagramなどのSNSを活用すれば、話題になっている情報やユーザーの関心ごとを知ることができます。
現時点では話題になっていなくても、今後注目されるようなキーワードについてもいち早く把握できるため、鮮度の良い情報に触れられます。
また、Twitterの場合はキーワードで検索をかけられるため、世間のリアルな悩みや疑問などを調べることが可能です。記事を執筆する際に読者像をイメージしやすくなるでしょう。
初心者がブログが書けない時にやってはいけないこと
ブログがなかなか書けない時は不安になってしまうかもしれませんが、以下のような行動・考えは避ける必要があります。
- 検索上位の記事を丸パクリしてしまう
- 考えなしに記事を書いてしまう
- テクニック本を読みすぎてしまう
ここでは、上記3つのやってはいけないことについて詳しく解説します。
検索上位の記事を丸パクリしてしまう
当たり前ではありますが、ほかのサイトの記事を丸ごと書き写して掲載する行為は禁止です。
検索上位の記事は真似するのではなく、あくまで参考程度にとどめるようにしましょう。
上位記事は読者視点で読んでみると、さまざまな要素を発見できるためおすすめです。記事の想定読者や意識しているキーワード、ほかサイトとの違いなど意識して読むと自身の記事に活かせる要素を発見できます。
競合サイトを読んでいて「読みやすい文章だな」と思える記事にがあった場合、単純に読み流してしまうのはもったいありません。なぜ読みやすいのか分析すれば、今後自身の記事作成に活かせるからです。
文章の表現や構成だけでなく、画像や記事全体のデザインなど、目に留まったものがあればメモしてまとめておくと、自身の引き出し増やすことができます。
考えなしに記事を書いてしまう
とにかくブログを更新しようと、考えなしに記事を執筆し続けるのはおすすめできません。
ライティング能力は執筆を重ねれば上達すると前述しましたが、考えなしに書かれた内容のない記事では品質が低下してしまいます。このような記事を公開したとしても、ユーザーに繰り返し読まれないでしょう。
ブログを始めたてでは苦しいときもあるかもしれませんが、どのキーワードを狙うのか、ターゲットになる読者は誰か、どのような問題を解決するための記事なのか、についてしっかりと意識して執筆を続けましょう。
テクニック本を読みすぎてしまう
「ブログを書けないのは記事執筆に関する知識が足りていないからだ」などと思っても、ライティングの専門書を何冊も読みあさるのは避けましょう。
前述した通り、ライティング能力は執筆を重ねた経験によって培われます。そのため、単に知識を取り入れるだけでは上達に繋がりません。
専門書を読むのは知識を得るのに役立ちますが、読んだだけで終わりにせず実際に執筆をして知識をアウトプットしましょう。
まとめ 初心者がブログを書けない原因を見つけて改善しよう!
ここまで、ブログを書けなくなってしまう原因と解決策、ブログを書きやすくなるルーチン、書けない場合のNG行動について解説してきました。
もしブログが書けなくなってしまった場合は、その原因を明確にするのが大切です。原因さえ分かれば、あとは解決策を実施すれば再び書き始められるようになります。
原因をしっかりと明確にできていないと、何を改善するべきかも分からずますますブログの執筆から距離を置くことになる可能性があります。
ブログを書けなくなってしまうのは、決して悪いことではありません。重要なのは、再び書き始めるために何をするべきか考えて実行することです。
本記事が再びブログを書き始めるきっかけになれば幸いです。